【プレスリリース】若者が政府に対し、気候正義を求める意見表明!

報道関係者各位

プレスリリース

日時:2021年2月25日

Fridays For Future Japan

【要旨】

 Fridays For Future Japan(以下FFFJ)が「中央環境審議会地球環境部会中長期の気候変動対策検討小委員会・産業構造審議会産業技術環境分科会地球環境小委員会地球温暖化対策検討ワーキンググループ合同会合(第3回)」に出席することとなりました。会合では、Climate Youth Japan(CYJ)、Japan Youth Platform for Sustainability(JYPS)、FFFJが出席し、それぞれがプレゼンテーションを行います。FFFJからは気候正義などの観点から問題提起と政策提言を行います。

【FFFJの問題意識】

 この会合では2030年のNDC(温室効果ガス削減目標)などを含む、2030年までの温暖化対策を決める地球温暖化対策計画の見直しを行っています。現在、日本のNDCは2030年までに2013年度比26%削減というものであり、2015年に締結されたパリ協定を達成するには不十分なものです。日本政府から2020年10月に2050年カーボンニュートラルが宣言したことなどを踏まえ、より高いNDCを設定する必要があります。

気候変動はその被害の大きさから気候危機と呼ばれるようになりました。気候変動の被害は確実はすでに起きているものであり、今後さらに大きな被害をもたらします。もはや、どのように被害を避けるのか、ではなく、どのように被害を最小限にするのかという考え方が必要なのです。よって、この計画は将来世代の生活への被害を最小限にするためのものになるべきであり、私たち若者世代を含めた国民が政策立案から決定に関わることができるようにするべきです。

そのため、より国民の注目を集めていくべきではないでしょうか。国民の注目を集めるためにはメディア関係者の皆様の力が必要です。よろしくお願いいたします。

【FFFJの発表内容】(予定)

  • それぞれが危機感を持って始めたきっかけ
  • 気候変動の現状
  • 気候正義に関して
  • 求める政策
  • 気候正義実現のためのNDC引き上げ
  • 国内の石炭火力発電の全廃(各地域のアクションや主張)
  • 再生可能エネルギーの最大限導入
  • 原発の廃止
  • 分散型社会の実現
  • 政策立案から決定のシステムチェンジ
  • 国民が政策立案プロセスにかかわる制度
  • カーボンプライシングの導入・強化
日時 2021年2月26日(金)13:00~15:30

会合配信
Youtubeでの配信(リンクは下から)https://www.youtube.com/channel/UCo0zUsfkJ8Lb9nDEqU8I6zQ/featured

FFFからの出席者(五十音順)
時任晴央/FFF Sendai/Japan(大学2年/22歳)冨永徹平/FFF Tokyo/Japan(高校3年/19歳)中野一登/FFF Kyoto/Japan(大学1年/19歳)中村涼夏/FFF Kagoshima/Japan(大学1年/19歳)

環境省報道発表資料リンク
https://www.env.go.jp/press/109139.html※FFFで使用した資料については、再度メールにて送付させていただきます

※当日の会合はYoutubeにてご覧いただけますが、議事録の開示後、会合の録画映像はYouTube上から削除されます。

Fridays For Future Japan(FFFJ)とは

日本の気候変動政策を強化するため、 全国各地域で気候非常事態宣言発表や石炭火力発電所の建設中止、国政に対して温室効果ガス削減目標(通称、NDC)の引き上げを求めて運動している若者のムーブメントです。

連絡先担当者:冨永徹平(Fridays For Future Tokyo / Japan)

メールアドレス:media@fridaysforfuture.jp

FFFJapan HP:http://fridaysforfuture.jp